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長年のライバル二人のガチンコ対決!接戦の末に沢田時が横山航太を下す

2015-2016関西シクロクロスクロス第10戦堺みなとグリーン広場 2016.1/17大阪府堺市

第10戦の堺は海に近い場所にある平坦な公園で、直線のスピード維持の他にもストップアンドゴーのクランクコーナーと、砂場区間をうまく処理するのがポイントとなっている。

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走る処理の仕方が難しい堺の砂区間
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砂場区間には観戦者が多く集まった
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松林を抜ける区間はコーナーワークが必要

C1はシクロクロス世界選手権への遠征を控える沢田時(ブリヂストンアンカー)と堺に本社があるシマノのチームに所属する横山航太(シマノレーシングチーム)との一騎打ちとなった。幼少の頃からライバル関係の二人は、サイドバイサイドで競り合う激しい戦いに、会場で観戦する人たちを沸かす。序盤はタイヤ選択をミスしてコーナーの処理を手こずる沢田は得意の砂区間で引き離しを図る。ここまでCXレースをこなしている沢田に対してオフ明けの横山は後半にレース強度に慣れていないためか苦しみだす。競い合いはフィニッシュ直前の区間まで接戦となり、2秒と僅差でリードした沢田が横山を制した。3位番手争いは木村吉秀(JPSTMASSAANDEX)が先行したが、後から追いついた川村誠(スクミズマシンワークス)が前に出る展開もあったものの、川村が転倒、木村が遅れた間に村田憲治(tacurino.net)が交わして3位に入った。

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ガチンコ対決となった沢田時(ブリヂストンアンカー)と横山航太(シマノレーシングチーム)の争い
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世界選手権遠征前に勝利を飾った沢田時(ブリヂストンアンカー)
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沢田時(ブリヂストンアンカー)と長年のライバルの横山航太(シマノレーシングチーム)はチームの所在地での勝利を逃す
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3位争いは村田憲治(tacurino.net)が制した

CL1はアジア選手権ロードとシクロクロス世界選手権の二つの遠征を目前にした坂口聖香(パナソニックレディース)が勝利、CM1は筧五郎(56CYCLE)が出場するレースの連勝を続けての勝利となった。

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二つの重要なレースを前にして走る坂口聖香(パナソニックレディース)
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マスターのレースで圧倒的な差をつける筧五郎(56CYCLE)

シクロクロス世界選手権へ向かう若手の二人にはチャリティーの売り上げが手渡させれた。

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代表の坂口聖香(パナソニックレディース)と沢田時(ブリヂストンアンカー)

C1結果 11周

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1位 沢田 時(ブリヂストンアンカー)1:03:30.9
2位 横山 航太(SHIMANORacing)+0:02
3位 村田 憲治(tacurino.net)+1:14
4位 木村 吉秀(JPSTMASSAANDEX)+1:18
5位 川村 誠(スクミズマシンワークス)+1:28
6位 伊澤 優大(岩井商会RACING)+1:28
7位 比護 任(PAXPROJECT)+2:27
8位 辻 善光(TeamZenkoSunvolt)+2:31
9位 藤川 正人(岩井商会RACING)+2:42
10位 大塚 航(TeamSKRKCX)+2:55

CL1結果 6周

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1位 坂口 聖香(パナソニックレディース)0:39:27.4
2位 上田 順子(ダム部)+1:12
3位 平田 千枝(まほろばRC)+2:41
4位 島袋 陽子(エキップリオン)+4:42
5位 加納 尚子(ストラーダ)+4:58

CM1結果 6周

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1位 筧 五郎(56CYCLE)0:35:43.4
2位 藤井 修(きゅうべえsports)+0:53
3位 中野 政彦(TeamSpeed)+0:59
4位 國分 圭二(Mt.HASE321)+1:05
5位 倉橋 孝太郎(チーム泥んこプロレス)+1:06

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