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GP日本金属化工所 CCM 第7戦上山田

2021/12/5  長野県 千曲市 上山田 万葉の里スポーツ公園

また、伝統が始まった。

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上山田の会場は、地元の温泉街を守るための遊水地を活用した市民の公園で、これまでも台風の時期に冠水したことはあった。2019年の洪水で、ここの公園は完全に流されてしまった。
https://bit.ly/31A8UhB


山クロス、泥クロス、雪クロスを売りにしているシクロクロスミーティングシリーズの中で、30年以上前からある河川敷のド平坦の異色のコースがここだ。
ぱっと見た目退屈なのだ。それなのに、ここで、なんとしてもこの日、ここでやりたいと千曲市、COGS、日本金属化工所の選手兼社長の協力で、また時間が回り始めた。
ここは風が吹き抜ける地形。たびたび何かが起きる。自分の能力と自然地形への戦いという、いつものテーマと違う。
しゃべったことのないあいつに休戦協定で追いかける、ローテーションをする、列車を乗り換える、貨物車を切り離すということを何度もするのだ。門田選手はベテランのパックに入り、学ぶことが多かっただろう。

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いつも10番くらいに沈む選手がスプリンターだったり、クライマーの脚質だったり、技術系の選手が、だけどぶっちぎりで勝ってしまったり、表彰台に食い込む。勝つ人は正解を見せてくれる。ああやって走れば、俺もあそこにいたはずだ。そしてそれが偶然でなく、皆が見ても今日はこの人の日だ、と。納得の結果だ。
こういう話は、カテ2まで。

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1週前に発表されたエントリーリストを見たときからみんな分かっていた。わくわくして待っていた。
そしてその通り、カテゴリー1は、そんな駆け引きはなかった。ただ力任せ、大なたを振り回し殴り合う試合となった。


筋肉系よりも回して、ライバルを見て、見て、考えて、それでもやっぱり力の差が10秒、1分とついた。

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今日もゼッケン1が1位。2が2位。3が3位だった。全日本が待ち遠しい。
1 沢田 時 TEAM BRIDGESTONE Cycling 1:02:52.3
2 鈴木 来人 Team S1NEO LOUDEAC +0:17
3 加藤 健悟 臼杵レーシング +1:02

L1結果 
この新人は期待してよいだろう。ジュニアチャンプを狙う中島選手優勝。松本選手が帰って来ました。

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1 中島 瞳 弱虫ペダルサイクリングチーム 36:23.9
2 松本 璃奈 RIDE MASHUN SPECIALIZED +0:29
3 小田 恵利花 +2:06


撮影 大森美紀さん 鈴木来人選手
他カテゴリーの試合はCCMのページへレポートします。


試合結果
https://data.cyclocross.jp/meet/CCM-212-007
https://data.cyclocross.jp/point_series/237

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