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2018-2019シーズン AJOCCレース変更点

2018-2019シーズンの AJOCC レースに関する変更点をお知らせいたします。
例年であれば開幕戦のエントリー開始前に発表しているべき内容ですが、度重なる調整のためお知らせが開幕直前になってしまい申し訳ありません。

■ シクロクロス競技規則
6月に改定された最新版をご確認ください。
UCI : PART 5 CYCLO-CROSS (version on 26.06.2018)
JCF : 05_シクロクロス競技 (2018/6/26)

■ カテゴリー残留基準について
昨シーズンに告知していたとおり C1、C2、C3、CL1、CL2、CM1、CM2 の各カテゴリーにおいて AJOCC ポイントランキングを公表し、シーズン終了時に残留基準順位以上の選手と、シーズン中に上位カテゴリーへ昇格した選手がカテゴリー残留となります。
CL1 についてはランキングによる降格は行わず、1シーズン以上出走がないCL1選手はCL2に降格となります。
https://www.cyclocross.jp/about/rules-regulations.html#category3

2013年以降、競技者数及び参加者数が毎年伸びてきているのに対し、昨年までのいわゆる「チケット制」による残留基準では C1 以外のカテゴリー人数が適切な人数を残せておらず、エントリーカテゴリーのみが増えていく現状は競技として健全でないと考え、残留の条件を検討しました。
ローカル大会で上位カテゴリーの人数が揃わず混走になる事象を解決するため、前年度の参戦データからそれぞれの大会で単独レースが開催できる人数を試算し、競技として理想的なカテゴリー人数になるよう残留基準を定めました。

■ JCX シリーズが「JCF 公認大会」になります
先日お伝えしたとおり、これまで AJOCC 大会の最高峰シリーズという位置づけだった JCX シリーズが「JCF 公認大会」となります。これにより、全日本選手権の出場資格や国際大会へのセレクション指標ともなるシクロクロスナショナルランキングが、正式に JCF が認める大会のリザルトに基づくものとなります。
JCF ランキングは男子エリート、女子エリートに加え、男子ジュニア、男子 U17、男子マスターズの 5カテゴリーを AJOCC ウェブサイトに掲載いたします。
また、若手育成、大会役員の派遣、JCF ランキング作成の経費など、競技の普及、発展に必要な予算が配分されるようになります。
https://www.cyclocross.jp/news/2018/08/jcxjcf.html

「AJOCC 全体として JCF 公認大会を開催しない」という選択もありましたが、そうなると日本国内から世界へつながる大会は全日本選手権のみとなり、選手、主催者、競技全体にとってマイナスになるという考えから、進むべき道として「JCF 公認大会」とするという意見で一致いたしました。

■ JCF 登録について
AJOCC のすべての大会において JCF 競技者登録を必須とするカテゴリーは C1、C2、CJ、CL1、CM1 です(昨シーズンから変更なし)。登録必須カテゴリー以外でも競技に参加する選手には JCF 登録を推奨しています2018年(平成30年)競技者登録について

JCF 公認大会 (JCX シリーズ) については、上記以外のカテゴリーも当該年有効な JCF 登録が必須となります。登録をしていない場合、臨時登録料を支払い大会の当日限り有効な JCF 臨時登録をすることで出走可能となります。(臨時登録の方法や若年者カテゴリーの扱いについては主管団体に問い合わせること。)
https://www.cyclocross.jp/about/rules-regulations.html#JCF

■ 「AJOCC 選手コード」確認のお願い
既に AJOCC 選手コードをお持ちの方は、レースにエントリーする前に今一度「AJOCC 選手検索」から AJOCC 選手コードとカテゴリーの確認をお願いします。正確な選手コード記入と、正しいカテゴリーでのエントリーが、スムーズな受付やリザルト発表につながります。
AJOCC 選手検索 http://www.cyclocross.jp/rider_search/

以上、参加される選手および関係者の皆様の、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。

一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会 事務局

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